蛍が見られる時期は地域や種類によって違うの!?出やすい気候条件は!?

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蛍を見ることが出来るのは、初夏ですよね。

しかし、日本列島は縦に長い島国です。

ということで、桜前線と同じく、蛍を見られる時期は地域によっても違うのではないでしょうか?

また、種類によって鑑賞できる時期は変わってくるかもしれませんね。

 

今回は蛍を鑑賞することが出来る時期は、種類や地域によって差があるのかどうかを見ていきます。

蛍を鑑賞する場所に合わせて、最適な見頃をチェックしていきましょう☆

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蛍を鑑賞できる時期は地域によって違うの!?

縦に長い日本列島ですから、蛍を見られる時期にも差があるだろう!

と思いますよね。

確かに、見られる時期には少しだけ差があります。

 

九州の方だと、5月から見ることが出来る蛍。

基本的に関西や関東でも、5月~8月くらいに見ることが出来ます。

また、東北の方だと少しずれこみはしますが、5月の後半から8月の後半くらいが見頃です。

 

北海道では、7月中旬から8月の初旬にかけて蛍を鑑賞できます。

基本的に見られる蛍は、ヘイケボタルです。

ゲンジボタルを見られるところもあるようですが、もともとゲンジボタルは北海道には生息していなかった種だと言われています。

 

 

国内には40種類くらいの蛍がいますが、基本的に光る蛍でよく見かけられるのは、源氏蛍と平家蛍の2種類くらいだといわれています。

(西表島のイリオモテ蛍は真冬に発光します。真冬って言っても…温かいよね西表)

蛍の鑑賞時期は種類によっても違うの!?

光る蛍は、源氏蛍と平家蛍というお話をしました。

日本でよく見ることが出来る「光る蛍」がこの2種類なので、この2種類の蛍についてお話していきます。

 

源氏蛍は、見頃が5月~7月くらいだといわれています。

強くて大きな光が特徴の蛍ですね。

川や水路など、水が「流れている」場所が好きです。

水があっても、沼や池などの「水が流れていない」場所には生息していません。

 

ゲンジボタルは光の明滅の間隔が、実は東日本と西日本では違うんだそうです。

東日本では4秒おき、そして西日本では2秒おきになっているそうです。

では、境目に当たる愛知県あたりではどうなるか?

そうです!

お察しの通り、3秒ごとになるんですって!

面白いですよね!

 

次に、ヘイケボタルについてですが、見頃は6月~8月だとされています。

朝鮮半島や、中国などにも生息している蛍です。

平家蛍は、光る間隔が住んでいる地域によって違うということは有りません。

大体1秒おきくらいで光ります。

光り方は儚い感じで、弱い光を出しながらゆらゆらと飛ぶのが特徴です。

源氏蛍がいなくなるくらいから、見られるようになります。

温かい年ならば、9月の末くらいまで見ることが出来る蛍です。

他にもヒメボタルという蛍が光るのですが、あまりメジャーではない為、割愛しますね☆

 

蛍の見頃は、一般的なものを紹介していきました。

でも、暖かい年には少し早く見ることが出来ます。

気候に合わせて、見に行ってみてくださいね☆

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蛍が出やすい気候条件は!?

では、蛍が出やすい気候条件をチェックしていきましょう!

蛍が見やすいとされる気候条件は

1風がない日

2.蒸し暑い日

3.雨が降っていない日

4.曇りの日

5.水があるところ

という感じです。

 

山の中でも見ることが出来ますが、その場所にはやっぱり少し水が流れている場合が多いかなと思います。

蛍は何を食べているの!?

儚い光を出す蛍。

あまりに儚いので「口が退化して何も食べないのでは?」と思っていました。

しかし、蛍もしっかりと食事はしています(笑)

何を食べているかというと、カワニナというもの。

 

源氏蛍は、カワニナしか食べないとされています。

カワニナとは貝の名前です。

平家蛍はそのほかにも、タニシやモノアラ貝も食べます。

しかし、これは幼虫の時のお話。

成虫になるまでに蛍の幼虫は、このカワニナ(など)を100個くらい食べるのだそうです。

 

そして成虫になって飛べるようになると、何も食べないんだそうです!

やっぱりね!!

夜露を飲むだけで、生きているんだそうですよ。

やっぱり儚い光を出す虫は、その食べ様も儚い感じがしますね!

蛍を鑑賞する時のマナーや注意点は!?

蛍を見に行きたい!と思ったら、マナーや注意点についてもしっかりと知っておきましょう。

1懐中電灯などをださない

びっくりしていなくなってしまいます。

 

2.スマホやカメラを光らせない

同上です。

 

3.捕まえたり触ったりしない

夜露だけで生きているんです。

かなり弱い生き物なんですよ

 

4.タバコをはじめとして食べ物なども落とさない

生態系が崩れたら全滅します!

という感じです。

 

 

また、虫除けを過剰にしていくというのもあまりおすすめできません。

蛍も昆虫なので(汗)

自然のハーブなどを使った、虫除けリングを付けるくらいの感じがイイのではないかと思います。

蛍が見られる時期や地域まとめ

蛍は、地域や種類によっても見頃が違うということが分かりましたね。

見頃な時期に関しては少し幅を持たせているので、真ん中の時期くらいに見に行くことが出来れば失敗が少ないかなと思います。

ぜひ、素敵な蛍狩りができるといいですよね!

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