きくらげには、ビタミンDが豊富に含まれていています。
ビタミンDは、免疫力高める作用やカルシウムの吸収を助ける作用もあると言われていますし、食物繊維も豊富なんです。
そんなきくらげには、感染症の予防や骨粗しょう症の予防する働きがあると言われているのですが、どう言う事なんでしょうか!?
今回は、きくらげを取り上げて色々解説していきたいと思います。
きくらげで感染症の予防ができるの!?
きくらげは、食べ物の中でもビタミンDを多く含んでいる食品です。
そんなきくらげに多く含まれているビタミンDなんですが、免疫機能を調整する働きがあると言われていています。
免疫機能を調整する事によって、体の中に入り込んできたウイルスなどに過剰に反応する事をおさえて、必要な免疫機能を促してくれます。
そのため、インフルエンザや肺炎などの感染症の予防にも効果が期待できると言われています。
きくらげで骨粗しょう症も予防できる!?
きくらげに多く含まれているビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける作用があると言われています。
しかも、きくらげ自体にもしっかりとカルシウムが含まれています。
そのことから、ビタミンDが骨を丈夫にすることによって、骨粗しょう症の予防にもなると言われています。
きくらげには他にも特徴があるの!?
きくらげと言えば、ビタミンDが豊富に含まれている事によって、感染症の予防や骨粗しょう症の改善にも効果があると言われているとお話しました。
そんなきくらげには、他にどんな特徴があるのでしょうか?
きくらげには、他にも多く含まれている成分があります。
それは食物繊維。
きくらげに含まれている食物繊維は、不溶性の食物繊維がほとんどです。
この、不溶性の食物繊維と言うのは、腸内の働きを促進させることで整腸作用が期待できること。
そして、水分を含んで容積が多くなる作用があるため、便の量を増やし排泄を促す効果もあると言われています。
お腹の環境を整える他にも、水分を含むと言うことは満腹感も得られるのでダイエット効果も期待できますね。
きくらげの適切な摂取量は!?
まず、きくらげに多く含まれている成分の中で、ビタミンDの摂取量の目安は成人で1日に5.5μgとされています。
乾燥きくらげであれば、100グラム中に85.4μgのビタミンDが含まれていると言われているので、1日の摂取目安としては6g~7g位になりますね。
生のきくらげであれば、約60gが摂取目安になります。
感染症の予防も骨粗しょう症の予防も、1日5.5μg前後のビタミンDの摂取が推奨されていますね。
食物繊維に関しては、1日の摂取目安が成人男性で20g、女性で18gとされています。
乾燥きくらげに含まれている食物繊維は、100gあたり不溶性が73.1g水溶性が6.3gとされているので、きくらげだけで摂取目安を満たすためには25g程摂取すると言うことになりますね。
※きくらげに含まれる成分に関しての数値は、文部科学省の日本食品標準成分表2015年版(七訂)をもとに記載しています。
きくらげの栄養素を取り入れやすい料理法は!?
きくらげに多く含まれているビタミンDは、油に溶け出す成分なので炒めものとして食べると、効率的に摂取できると言われています。
よく見かける代表的な食べ方と言えば、卵ときくらげをあわせた中華炒めですよね。
私の好きなレシピで言うと、動画のようにきくらげと豚肉以外にも、白ネギとたけのこも入れて炒め、卵を合わせて食べるのが大好きです!
きくらげに含まれている食物繊維に関しては、料理法によって取り入れ具合が変わるものではありません。
しかしきくらげは、不溶性の食物繊維が多く含まれている食品なので、水溶性の多い食品と組み合わせることでバランスは良くなりますよね。
水溶性食物繊維の多い食品としては、わかめやもずく等があります。
簡単お手軽でおすすめの料理法がこちら
きくらげに多く含まれているビタミンDを、体に取り入れやすくする油はごま油で摂取できる。
栄養価が高いことでも知られている、豆苗も入っている。
食感だけと思われがちなもやしも、意外と色々な栄養素を含んでいる。
私のおすすめは、これに水溶性の食物繊維を豊富に含んでいるわかめも加える。
すると、きくらげだけでは少なかった水溶性の食物繊維も加わることで、お腹の調子を整えてくれる要素もアップしますよね!
そう考えると、簡単お手軽なのに凄くバランスの良い食品になったと思いませんか!?
他にも、きくらげを簡単に取り入れられる物として、きくらげを粉末状にした、きくらげパウダーもありますよ。
きくらげを食べ過ぎるとどうなるの!?
ここまで見てくると、きくらげをたくさん食べて健康体にって思ってしまいますよね!?
でも、栄養素を豊富に含んでいるからと言って、食べ過ぎてしまっては逆に体調を崩してしまう原因にもなりえます。
きくらげを食べ過ぎる事で起こると考えられているのが、吐き気や胃痛、下痢などの症状です。
いくらお腹の調子を整えてくれる素材だからといって、食べ過ぎると消化不良を起こしてしまうと言うことですね。
ここまでに説明しましたが、感染症や骨粗しょう症に効果があると言われているビタミンDの摂取目安は、乾燥きくらげで言えば6g~7g程。
食物繊維の摂取目安で言えば、乾燥きくらげ25g程度と言うことになります。
このことから考えれば、乾燥きくらげであれば1日に多くとっても25gまでと言うことになりますね。
きくらげで感染症予防まとめ
きくらげには、ビタミンDが多く含まれていることによって、感染症の予防や骨粗しょう症の予防が期待できる。
食物繊維も豊富に含まれているので、お腹の調子も整えてくれる作用も期待できる。
すごい食材ですよね!
料理にきくらげが入っていても、入れる必要があるの?と疑問に思っていた人も多いと思います。(私もその一人です)
でも、こんなに栄養素が豊富に含まれているとわかったら、より好みして食べたくなりますよね。
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