保育園では、たくさんの製作を楽しみますよね。
こどものできることを増やしていったり、楽しく作業をするための製作。
今回は、鯉のぼりを保育園児と製作して壁面に飾るためのアイデアを、保育園児さんの年齢別に紹介していきます☆
鯉のぼりを保育園で製作!0歳児編
0歳児さんは、月齢によってできることとできないことが多いですよね。
シールを貼れるようになってきている子もいれば、まだまだねんねの子もいます。
そんな0歳児さんにぴったりなのが「手形足形鯉のぼり」です。
白い画用紙に、子どもの手形と足形をとります。
後はそれをきれいに切り抜いて、あらかじめ用意しておいた鯉のぼりの胴体に貼り付けるだけです。
矢車の部分を子どもの写真にしてもかわいいですよ。
鯉のぼりを保育園で製作!1歳児2歳児編
シールを貼ることが、大好きな年齢がこの時期です。
ということで、シールで鯉のぼりを作ってみてはいかがでしょうか?
1歳児さんは、鯉のぼりの台紙に好きなようにシールを貼ってもらいます。
いろいろな色のシールがあるといいですね。
2歳児さんは、先生が描いたウロコの中に一つ一つ貼ることが出来ると素敵です。
狙ったところに貼ることが出来るというのも、2歳児さんの成長を見せることが出来ますからね。
また丸シールのサイズを変えて「大きいシールの中に小さめのシールを貼る」ということで、目を作ったりうろこの模様をつくるのもイイでしょう。
また、鯉のぼりの本体の色もいくつか用意しておけるといいと思います。
自分で選ぶという行為は大事ですよね。
壁面にするときには、鯉のぼりのどこかに写真を付けてあげるとかわいいですよ!
鯉のぼりを保育園で製作!3歳児編
3歳児さんでは、直線をはさみを使って切ることが出来るようになります。
ということで、鯉のぼりの形を色画用紙にペンなどで描いたものを用意します。
こちらも色を選べるといいですね。
子供には、直線切りで切ってもらいましょう。
少しぐらい、がたがたの鯉のぼりになっても平気ですよ。
自分で作った制作物には、愛着もひとしおです。
壁面に飾るときの事を考えて、鯉のぼりの顔を自分で描くということをしてもイイかもしれませんね。
ウロコなどの部分は、シールでもいいでしょう。
時間をかけて製作ができるようなら、折り紙を細く切った物を1回切りして四角の形にしたものを、糊で張り付けてもイイかもしれません。
その場合は、何日かをかけて製作をすることになりますね。
鯉のぼりを保育園で製作!4歳児編
4歳児さんでは、曲線を切ることが出来るようになります。
ということで、鯉のぼりをほとんど一人で製作してもらいます。
3歳児さんと同じく、鯉のぼり本体は直線切りで切ってもらいます。
そしてウロコの部分を自分たちで切る!というのが4歳児さんの腕の見せどころです。
いろいろな色の画用紙があるといいですね。
うろこは、半円形にしておくと切りやすいです。
同じ色のウロコでもいいのですが、カラフルなウロコでもかわいいですよ。
ウロコの用紙はひとつ一つ、切り離した物を用意します。
子どもたちが、配色なども工夫できるといいと思います。
先生が最初に配色などの見本を見せるといいですね。
・交互に並べる
・縞々になるようにする(縦縞か横縞か)
・グラデーションになるようにする
・虹色になるようにする
などを見せてあげるといいかと思います。
また、先生も一緒に製作を楽しめるといいですね。
鯉のぼりを保育園で製作!5歳児編
5歳児さんということですので、立体物を作りましょう。
鯉のぼりは、トイレットぺーパーの芯などを利用します。
うろこを折り紙で切り取って、1/3くらいまで貼り付けます。
これは色画用紙を利用してしまうと貼り付けにくくなるため、おりがみがおすすめです。
顔の部分には○シールを利用して目を張り付けましょう。
割りばしなどの棒にくっつけて、リアルな鯉のぼり風にして壁面にしてもイイですね。
一つ一つ天井からつるしてもかわいいです。
また壁面にということならば、ランダムに飾り付けていろいろな方向に泳ぐ鯉のぼりにしてもかわいいと思います。
また、年長さんならでは!ということで共同制作もおすすめです。
模造紙を3枚くらいテープでつなげた、巨大な紙を用意します。
そこに、クレヨンで好きなウロコの模様を描いていきます。
最後に、絵の具ではじき絵にして完成です。
顔の部分にしか書かないことを、子どもたちと約束してくださいね。
目は、金色のおりがみと黒のおりがみなどを使うとリアルになって子どもたちも大満足。
クラスの壁面にするにはちょっと大きいので、園の入り口に飾ったり、お部屋の中を斜めに横断する形で吊るして飾るのもイイですね!
鯉のぼりを保育園で製作まとめ
子どもたちが楽しみにしている壁面製作☆
鯉のぼりは単純な製作に見えますが、アイデア次第で個性あふれるものができるんです。
ぜひ、楽しんでつくってみてくださいね!
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