5月の空に元気いっぱいに泳ぐ鯉のぼり、こどもの日の象徴ですよね。
見ているだけで「ああ、もう五月になったんだなあ」とさわやかな気持ちになります。
鯉のぼりは、5月5日のこどもの日が終わったらしまうというおうちが多いですよね。
皆さん、しまう時に気になりませんか?
鯉のぼりってあまざらしだから、洗濯したほうがイイの?問題!
鯉のぼりは、洗濯してからしまうべきなんでしょうか!?
また、鯉のぼりのしまい方や保管する時のポイントから、矢車やポールのお手入れも含めて一緒に見ていきましょう。
鯉のぼりって洗濯するの?
鯉のぼりって、飾っている間かなりあまざらしですよね(汗)
いざ、しまうという段階になると急に「これって汚くない?」「これ、かびない?」と心配になります。
鯉のぼりは、洗濯すべきなのでしょうか?
実は、鯉のぼりの洗濯はあまりおすすめできません。
安いプリントのものならいいのですが(←失礼!)金箔を使っていたり、綿などの特殊な加工をしている場合があります。
その場合は、洗濯してしまうと風合いを殺してしまうかも!
ということで、外で飾っていた鯉のぼりだとしても
・軽く水の中ですすぐ(お風呂がおすすめ)
・固く絞った布で拭く
くらいにとどめておく方がイイです。
お風呂で泳がせるときは当然、残り湯はNGですよ!
カビの原因になります。
そして、お風呂だからといって温めなくてOKです。
熱に弱い素材を使っている可能性があるので、真水で行きましょう!
そして、洗濯ということで気になるのが洗剤ですよね。
洗剤は基本的に使わなくて大丈夫です。
どうしても汚くなってしまった部分だけ、かなり薄めたキッチン用洗剤を雑巾に含ませるようにしておき、硬く絞って使います。
金の加工をしている部分には、洗剤は絶対にNGですよ!
さて、金箔も遣っていなくて、ウロコも縫い付けていない系の鯉のぼり。
いわゆるプリントの鯉のぼりですね。
これに関しては、洗濯してもOKです。
というか、むしろ洗える鯉のぼりには洗濯表示がついていたりもします。(笑)
説明書なども、チェックしてみてください。
洗うときはネットに入れて洗濯機へ…なんてのはダメです!
鯉のぼりの口の部分には、ワイヤーが入っていますよね。
洗濯機で洗うと、このワイヤーが変形してしまいます。
そして何より、鯉のぼりがシワシワになってしまいます!
(近所でシワシワになった鯉のぼりを見たことがあります。通りかかった子どもたちが「イワシ!」とバカにしていました・笑)
鯉のぼりを洗うときは、お風呂でつけ置きが一番!なんです。
しばらくつけ置きをした後に、軽く振ってすすいでください。
洗剤で内部の汚れまで根こそぎ!というよりは、砂埃などを落とすというイメージで洗います。
そして、干すときは絞りません。
絞ると、シワシワのイワシが出来上がります(汗)
バスタオルを広げて、その上に鯉のぼりを置きます。
そしてもう一つタオルを用意して、上から押さえる…という形で水を切っていきます。
後は外で干しましょう。
もう一度、ポールにつけて乾かす!という人も居ました(笑)
乾かすときは、間違ってもドライヤーやアイロンを使わないでください。
安いこいのぼりなどは、化学繊維を使っている場合が多いです。
ということで、あまり熱を加えると溶けます(汗)
鯉のぼりを洗濯するときは、よく晴れた日を狙って行うといいですね!
鯉のぼりのしまい方や保管するときのポイントは?
では、鯉のぼりのしまい方もみてきましょう。
鯉のぼりはお雛様と違って、専用の防虫剤が売られていたりはしませんよね。
でも気になるようなら、衣類用の防虫剤を入れてもOKです。
防虫剤が、直接鯉のぼりに触れないように注意して入れましょう。
鯉のぼりの折りたたみ方には、特に決まりはありません。
でも、口の大きさに合わせて鯉のぼりの背中とお腹を細長くなるようにたたみ、あとは頭からしっぽにかけて巻いていくようにたたむといいですよ!
折り跡が最小限で済みます。
鯉のぼりの矢車はどうしまう?
鯉のぼりには、矢車やポールなんて言う関連グッズもありますよね。
これらは、よく汚れをふき取って乾燥させればOKです。
ポールは、出来ればあまり分解しないで収納できたほうが良いですね。
矢車も面倒なのですが、羽の部分を一つ一つ拭いてからしまったほうが良いです。
しまい方としては、そのままビニール袋に入れてしまうなどするのではなく、一度新聞紙などでくるんでからビニールに入れるのをお勧めします。
新聞紙が保護材にもなりますし、吸湿もしてくれます。
ポールに関しても、保護のために新聞紙を巻いてテープなどで留めておけると良いですね!
鯉のぼりって洗濯するのまとめ
いかがでしたでしょうか?
せっかくの鯉のぼりだからといって、高価な鯉のぼりを買うと洗濯やしまい方にかなり気を使うことになりますよね。
鯉のぼりは、ある程度お安い物の方が、洗濯やしまい方に神経質にならなくても良いですよね。
しかし、カビがはえてしまうのは怖いので、洗濯をする場合はできるだけ晴れた日にするようにしましょうね。
晴れが続く日があれば、そこでしまうのがベストですよ!
来年も鯉のぼりを楽しめるように、きちっと管理していきたいですね☆
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