こどもの日に柏餅を食べるようになった由来や意味を子供向けに解説!

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こどもの日と言うと、まず思い浮かべるのは鯉のぼり。

そして忘れてはいけないのが、柏餅ですよね!

こどもの日のお祝いに柏餅は必須です。

 

では、どうしてこどもの日に柏餅を食べるようになったのか、知っていますか?

ここでは、こどもの日に柏餅を食べるようになった由来や意味を、保育園や幼稚園などの子供向けに解説していきます☆

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こどもの日に柏餅を食べるようになった由来は!?

ひな祭りにひなあられが欠かせないように、こどもの日には柏餅が欠かせません。

これは行事食といって、行事に因んだ食べ物なのです。

 

柏餅は柏の葉で包まれています。

柏というのは落葉樹で、落葉樹と言えば冬になると葉っぱが落ちる木のことを言います。

 

しかし、柏は落葉樹なのに冬でも葉っぱが落ちません。

更に春には新芽が出ます。

秋に葉っぱが枯れても落ちずに、木に残って次の世代の新芽が出るのを見守る。

その姿から「子どもが生まれるまで親は見守っている」=子孫繁栄という図式になったようです。

 

…という感じで由来を説明してしまうと、堅苦しくて子どもには伝わりにくいですよね。

子どもたち向けにはこんな感じに説明してみましょう。

こどもの日には柏餅を食べるんだよね。

この柏餅、どうしてこどもの日に食べるかというお話をしようと思います。

柏餅は「かしわ」という木の葉っぱで包まれているんだけど、葉っぱは固くて食べることができないの。

 

この柏という木は、本当は冬になると葉っぱが散ってしまう木なんだって。

秋になると葉っぱは枯れてしまうんだ。

でも、葉っぱは木から落ちない。

雪が降っても落ちない。

次の春が来て、新しい柏の葉っぱが出てくるまでずっと頑張ってるんだって。

新しい葉っぱの赤ちゃんを迎えるため。

見守るためだね。

このことから、子どもが大きくなるのを見守っているよ!っていう意味を込めて、柏の葉っぱで包んだお餅をこどもの日に食べるようにしたんだって。

 

という感じです。

柏餅をこどもの日に食べるようになった由来はほかにも、

・柏の葉っぱが柏手(神社とかお寺でやるぱんぱん!と手を打ち鳴らすアレです)に似てるから

・はるか昔から、柏の葉っぱの上に神様へのお供えを乗せていたから

・柏の葉っぱには抗菌効果、防腐効果があると言われているから

など、諸説あります。

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こどもの日に柏餅を食べる意味は!?

どうして柏餅を食べるようになったのか?というお話があるんです。

幼稚園や保育園などで、子どもたちに柏餅を食べる由来や意味を教える時は利用してもイイですよね。

ストーリーはこんな感じです。

あるところに3人の兄弟がいました。

ある日、末っ子が病気になってしまいました。

それを助けようとして、上の子ども2人は山に入って薬草を取りに行くことにしました。

その薬草は「動物が病気の時に食べている」という不思議な薬草です。

 

2人はたくさん探し回り、ついにその薬草を見つけます。

しかし、その葉っぱはとっても固くて食べられそうもありません。

そこで、兄弟のお母さんがあんこを入れた餅を作りました。

そして、その薬草でそのお餅を包みました。

末っ子がそれを食べたところ、たちまち元気になったということです。

 

 

というものです。

これは柏餅を食べるようになった由来から考えると、多分後付けで作られたお話だと思います。

しかし、「こどもの日に柏餅を食べるのは子供が健康に育つため」「柏餅には薬効があるため」という由来の説明にはなっています。

ということで、先ほどの子孫繁栄の話とともに、こういうお話もあるんだよと子どもたちに伝えてあげてもイイかもしれませんね。

柏の葉っぱには本当に薬効があるの?

柏の葉っぱには、抗菌効果と防腐効果があると言われていると言うお話をしました。

そのほかにも、柏の葉には効果があると言われている事があるんです。

 

柏餅は、とってもいいにおいがしますよね。

緑のにおいというか、森のにおいがします。

これは葉っぱに含まれている、フィトンチッドという成分から出ているものです。

 

フィトンチッドは、疲労回復や精神安定につながる成分と言われています。

森林浴をすると気持ちいいのは、このフィトンチッドのおかげなのです。

ということで、柏餅を食べると病気がよくなったり、精神安定する…とまでは言えないかもしれませんが、ちょっとだけ豊かな気持ちになるのは、フィトンチッドのおかげなのかもしれませんね☆

柏餅ってどうやってつくってあるの?

柏餅って餅といいつつも、あんまりお餅感はありませんよね。

桜餅と比べると一目瞭然。

でもさっぱりとした感じで、飽きない美味しさです。

 

柏餅は上新粉と片栗粉(くず粉)を混ぜて作っています。

これは、しんこ餅というものです。

中にいれる餡子は粒餡やこし餡がありますね。

(こし餡がメジャー化と思います)

 

また、関東では味噌餡もあります。

関西には味噌餡はないんですって!

味噌餡を使うのは、昔ながらの製法が由来になっているようです。

こどもの日に柏餅を食べる由来まとめ

こどもの日のおやつにぴったりな柏餅。

柏餅を食べる時に、その意味や由来をお話しながら楽しく食べることが出来るといいですね。

 

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