連絡帳を毎日書くのって大変ですよね。
保育士も毎日たくさんの子どもたちの様子を書かないといけないので大変ですが、保護者の方たちも大変だと思います。
今回は、連絡帳で担任の先生へお礼を書く時のポイントを例文を交えながら解説したいと思います。
口頭では伝えにくい場合もあるお礼も、連絡帳なら伝えることができますよ☆
連絡帳で担任の先生にお礼を書く時のポイントは!?
連絡帳で、担任の先生と毎日やり取りをしていますよね。
子どもの様子や気になることなどを書いて、保護者さんと保育士が一緒になって子供を見守っていくためには、とても重要で必要なことたど思います。
そんな連絡帳で、担任の先生にお礼を書く場合のポイントを見ていきましょう。
①何に対してのお礼なのか具体的にかく
②ありがとうございましたという一言を入れる
③子どもの様子に関しての記述も入れる
これだけでOKです(笑)
連絡帳はそんなにスペースがないので、たくさんは書けないですよね。
保育者は子どもの様子を伝えるために、7センチ四方くらいの欄に小さい字でびっしりと子どもの様子を書きます。
でも保護者さんは基本的に忙しいので皆さん多くても4行くらい。
なのでたくさん書く必要はありません。
よく「先日はありがとうございました」だけ書いてしまうと思います(私もですが)。
でも、これでは何人もの子供を見ている担任の先生からすると「え?何に対するお礼だろう?」と認識に齟齬が出てしまう可能性があります。
「先日は娘のヘアゴムを探していただきありがとうございました」など具体的に書けるといいですね。
また、お礼だけで終わってしまっては、連絡帳の意味がなくなります。
ということで、③の子どもの様子は必須ですよ!
「先日は娘のヘアゴムを探していただきありがとうございました」に加えて「今日も元気です」の一言があると保育者としても安心です。
連絡帳で担任にお礼を書くときってどんな時?
連絡帳にお礼を書くって実際はどういうときだろう?と思う方もいると思います。
すぐに思いつくのが
・行事のあと
・進級の直前
などですよね。
他にも
・特別な配慮をしてもらったとき
・ほかの親子のまえでは言いにくいお礼の時
などの時も連絡帳でのお礼は利用できます。
例えば、ほかの親子に聞かれて「ねえねえ!さっきお礼言ってたけど、どういうこと?」など詮索されたくない場合もあると思います。
そういう時は、連絡帳を利用して下さい。
以前の園で、「他の子の手前、言いづらいのですが…」とお話に来たお母さんがいました。
離婚していて、元夫が子供を連れ帰ろうとしているので転園してきたという事情があるかたでした。
園では、全体制作として子どもの絵を名前入りで、工事現場のフェンスに書かせてもらうというプロジェクトがありました。
それに対して、「名前を出してしまうと怖い」ということで、名前の記入をなくしてくれないかという相談でした。
理由も理由でしたし、名前も特徴的な子だったので、園で相談して名前の記入はナシで絵だけ…という方向で調整しました。
その件をお迎えの際に口頭でお母さんに伝えることもできたのですが、個人的な話になるということで、電話で伝えさせていただきました。
その場でお礼を言っていたのですが、翌日の連絡帳にも重ねて「電話でお知らせくださったこと、名前の件にご配慮くださったこと、感謝します。ありがとうございます」と丁寧なお礼がありました。
他の人に聞かれたくない相談事などの時のお礼には連絡帳がぴったりですね。
連絡帳で担任にお礼を書くときの例文
では先ほどもチラリと書きましたが、例文を見ていきましょう。
「先日は○○の件でご配慮いただき、ありがとうございました」
「○○してくださって、ありがとうございました」
という感じですね。
基本的には1文でいいと思います。
ありがとうございました、の他にも
・感謝します
・助かります
・うれしいです
などで書いてこられる保護者さんもいました。
長い文章ではなくても、感謝を伝えてもらうと保育士としてもうれしいものです(笑)
何かあっても、特に何も書いてこない保護者の方もいますが、保育士としては気にしないので大丈夫ですよ。
お礼をしなかったからといって、どうこうなるわけではありません(笑)
連絡帳で担任にお礼まとめ
個人的なお礼を連絡帳に書いていいのかな?
他の方はどう書いているんだろう?
と不安に思う保護者さんをよく見てきました。
保育士としてお話すると、「子どもの様子が分かればそれでいい」という感じです。
沢山書かなくてもいいし、極端な話をするとお礼もしなくても問題ありません。
実際に連絡帳では「うちの○○は今日、こんなことをしていました。笑えます」というように子どもの面白言動を記録している保護者さんもいました(笑)
連絡帳は堅苦しいツールではありません。
子どもの様子を保護者さんと保育士で共有できるように楽しく、気負わずにかいてみてくださいね☆
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