子供が大好きな遊びのひとつにクイズがあります。
行事などのお集りの時にクイズをするということもありますよね。
子どもたちは「わかった!」と目をキラキラさせて楽しんでくれます。
今回は節分のクイズに焦点を当てましょう。
保育園での、豆まき会などの行事で行うことができますよね。
豆まき会がないという保育園でも、節分の日の朝のお集りの時などに子供と楽しむことができます。
節分の由来にちなんだ、少し賢くなれるおすすめクイズをご紹介します!
節分のクイズを保育園でやってみよう!
節分というのは日本に古来からある行事ですよね。
しかし大人でも節分=豆まきでしょ?鬼でしょ?くらいしかイメージがないんじゃないかと思います。
子どもだってそのくらいのイメージは持っているんですよね(笑)
ということで、節分の由来そのものをクイズにしてしまいましょう。
問題① 「どうして今日は節分という日なのでしょうか?」
漠然としたクイズですよね。
節分はどうして節分というの?という根本的な由来をクイズにしています。
子どもたちは想像で答えてくれるでしょうが、難しすぎるので選択問題にしましょう。
①畑で豆がたくさん取れる日だから
②この日になると鬼が来るから
③今日が一年の中の区切りの日だったから
答えは③ですね。
③が具体的過ぎるということで3を選ぶ子どももいるでしょう(笑)
説明はこんな風にしてください。
☆今の一年の区切りはお正月だよね。
1月1日。お年玉をもらったり、あけましておめでとうって挨拶したりするよね。
昔の人は冬から春になるちょうど今ぐらいの時期をお正月ってことにしていたの。
明日は立春といって「明日から春ですよ~」という日。
今日はその一日前だから大晦日みたいな感じだね。
一年の置きな区切りの日だから今日は節分っていうんだよ☆
という感じです。
問題② 「どうして節分に豆をまくのでしょうか?」
これは子どもたちの関心の高い事項ですね(笑)
豆まき会の場合はこの後に実際に投げるので、子どもたちも真剣に考えてくれます。
子どもたちからいろいろな意見が出ると思いますが、収集がつかなくなるのでここでも選択肢を与えましょう。
①鬼に豆をあげて友達になるため
②鬼に豆を当てて追い払うため
③豆の好きな鬼を呼んで遊ぶため
答えは②ですね。
鬼というのは病気や災害のことです。
鬼は魔(ま)だととらえられてきました。
それを滅(め)っするために豆を投げるんです。
子どもにはこんな風に説明しましょう。
☆鬼は豆が嫌いなんだよ。
当たったら痛いし、悪いことをしている気持ちを退治してしまうものだから。
だから鬼が来ないように豆をまくんだよ。
みんなのお腹の中にも泣き虫鬼やいじわる鬼がいるかもしれないよね。
今日はおやつに豆を食べて体の中の鬼も退治しちゃおうね☆
という感じです。
節分の由来も知ることができるので子どもとしても行事をしっかり理解して参加するという保育のねらいを達成することができますね。
節分にちなんだクイズを出してみよう!
では節分の由来ではなく、節分に代表される鬼についてのクイズを出してみたいと思います。
問題! 「どうして鬼は虎の毛皮のパンツをはいて角がついてるのでしょうか!?」
急に聞かれても…って感じのクイズですよね(笑)
こちらも三択問題です。
①子どもをこわがわせるため
②虎を角で倒しちゃうくらい怖いんだぞ!というアピール
③丑寅の方角に鬼の住処があるから
答えは③です。
具体的過ぎるので、3だと分かる子もいますよね(笑)
丑寅という方角は今でいう北東の方です。
この北東は今でも鬼門と呼ばれていますよね。
子どもにはこのように説明していくといいかと思います。
☆鬼にはうしの角と虎のパンツがあるよね。
うしととら。
昔の人は東、西、北、南などの方角を動物の名前で表していたんだ。
十二支って知っているでしょう?
それに出てくる動物で表していたの。
十二支を言ってみて。(それぞれに言わせる)
ね?うし。とら。って言ったでしょう?(確認させる)
このうしとらっていう方角に鬼がいてそこからやってくると思われていたんだよ。
そんなうしとらの方角に住んでいる鬼なんだから牛の角がついていて虎のパンツをはいているんだね。
ちなみに保育園のうしとらの方角はあっちの方かな~(調べておいてくださいね)
という感じです。
鬼の姿のクイズから、方角の話や十二支の話にまで広げました。
方角というものに興味を持って調べたいと思う子も出てくるかもしれません。
節分クイズを保育園児と楽しむにはねらいや目的をもって!
保育園での節分には(節分に限らずですが)ねらいや目的がありますよね。
それを達成できるように、クイズを作っていくといいと思います。
子どもたちがこのクイズの後に控えている豆まきを怖がらずにできるように導入するという意図もありますね。
また、あまり難しい話だけだと子どもも疲れてしまうので面白クイズなども混ぜておくといいと思います。
節分のクイズを保育園でまとめ
いかがでしたでしょうか?
節分の由来をクイズにすることで子どもたちも大人も理解が深まると思います。
節分という行事を理解して触れることでより行事を楽しむことができますね。
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