お正月になるとお餅を食べるというおうちは多いですよね。
田舎の方になると自分のおうちでお餅つきをするというおうちもあります。
(うちの近所のお話なんですけどね・笑)
お餅はとっても美味しいけど、そう沢山食べることが出来ません。
しかも毎日食べると飽きてしまうということもありますよね!
久しぶりに食べようと思ってお餅を取り出してみるとカビが!なんて経験をした人も多いのではないでしょうか?
今回は、お餅にカビが生えた時の対処法をまとめます。
色や臭いがついてしまったときは除去できるのでしょうか?
その点についても見ていきましょう☆
お餅にカビが生えた時は?
お餅にカビが!って結構あるあるですよね。
特に自分でついたお餅(市販品ではないお餅)の場合は早めに食べないと、すぐにカビてしまうイメージです。
貰ってきてもう翌日には、カビが生えていたということもあります。
びっしりとふさふさのカビが…となるともう食べるのはハードルが高いと思いますが、ちょっとくらいなら…と迷いますよね。
お餅にカビがついてしまったときは皮むき器(ピーラー)で取ることができます。
皮むき器で削り取るというのではなく、ピーラーについているジャガイモの芽を取るやつを使います。
それでまさにジャガイモの芽を取るようにグリッと取る感じです。
もちろん、水で流すだけで取れることもあります。
しかし、お風呂場のカビのCMを見たことがある人ならわかるでしょうが、カビは根が深いんです!
お餅のカビは色や臭いも除去できるの?
お餅にカビの臭いや色がついてしまうと、もう一気に食べる気が無くなりますよね。
ということで、このにおいや色は除去できる物なのかを見ていきましょう。
お餅は基本的に臭いを吸い込みやすい素材なんです。
ということで一度ついてしまった臭いを消すのはかなり困難です。
常温で一日風通しのいいところに放置していても臭いはなかなか消えません。
また、色もなかなか取れにくいです。
カビの色というと、緑や黒、そして赤、青などですよね。
…お餅の白にとてもよく映える色ですね(汗)
水で流しても、ふきんなどでこすっても色が落ちるということは残念ながらありません。
もしも色を落としたい!というのならば、そのカビの色がついてしまった部分を削り取る以外に方法はありません。
しかし、ピーラーなどで少し削り取れば色だけなら確実になくなりますよ!
そういう意味では、カビが生えてしまった場所を除去すれば、色は簡単に落とせると言って良いでしょう。
お餅に生えたカビを除去すれば食べられるの!?
では、色と臭いの問題が解決したとして、いったんカビが生えたお餅を食べるかどうか?という問題があります。
昔はもったいないからということでカビが生えていても焼いて食べたり、その部分だけ削って食べたりしていましたよね。
しかしお風呂のCMでもおなじみなように、カビの色がついている部分だけを削り取ってもカビの菌はなくなりません。
カビの中には麹のように人体に無害な(むしろ有益な)ものもあります。
しかし、それは顕微鏡などで見ないと分からないレベル。
素人には到底わからないレベルですね。
では人体に、無害ではないカビ(つまり人体にどれだけ有害かってことですね)は、体にどのような影響を与えてしまうのでしょうか?
カビの中には、アフラトキシンという有害物質を発生させるものがあると言われています。
また、食中毒を引き起こす可能性があるカビもあると言われています。
これらを摂取してしまうと、食中毒になってしまう可能性があると言う事ですね。
加熱すれば大丈夫かというと、そうでもありません。
100度で30分以上加熱しても、全く死なないカビ菌すら存在しているのだそうです。
こうなると、一度カビが生えてしまったお餅は食べるのは辞めたほうが良いと言わざるを得ませんね。
お餅をカビさせないためには…
ではお餅をカビさせないためには何をすればいいのでしょうか?
簡単な順に
・アルコール消毒
・わさびやからしを一緒に保存袋に入れる
・水餅にする
という感じです。
アルコール消毒は簡単ですが、普通のアルコール消毒液だと、アルコール濃度が低い場合があります。
パストリーゼや焼酎などを利用できるといいですね。
またワサビやカラシを利用するやり方は結構よく行われているようです。
しかし万能ではないので、なるべく早く食べなくてはなりません。
どちらにしろ、自家製のお餅はなるべく早く食べるか、保存方法をしっかりと守って消毒するなり水餅にするなりしないといけません。
同じ袋に入れておいたお餅の一つだけがかびてしまった…という場合もありますよね。
そのようなときは残念ですが、全部食べないというのがよさそうです。
お餅にカビが生えてしまったまとめ
いかがでしたでしょうか?
ちょっとのカビくらいだと、なんとなくもったいない感じがしますよね。
色や臭いが取れれば食べちゃおうかな?と思うかもしれません。
でも、カビ毒のことを考えると、もったいないですが処分することをおすすめします。
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