最近話題の「リビング学習」。
聞いたことがある人も多いのではないかと思います。
雑誌やテレビで「東大に行く子どもはリビング学習をしていた!」なんて取り上げられましたね。
その影響で、リビング学習を取り入れるおうちもかなり増えているんだそうです。
今回はそんなリビング学習について知ってみましょう。
リビング学習のメリットやデメリットもあるの!?
本当に効果あるのか一緒に見ていきましょう!
リビング学習で学習効果が上がる!?
最初に、リビング学習とは何か?というおはなしをしていきましょう。
リビング学習は、子供がリビングやダイニングで学習をすることです。
宿題だけではなく、予習や復習等の自発的な勉強もリビングでする場合もありますね。
ただ、リビングで学習させればいいというわけではありません。
子供の学習を親が見守り、補助してあげることが大事です。
子供部屋で勉強しているとこの点がうまくいきません。
しかし、リビングで勉強している場合は親の目が届きやすく補助しやすいですよね。
その効果か、有名校に進学する子どものほとんどはリビング学習だったと言われています。
最近はこのリビング学習が大ブームです。
リビング学習のブームの余波で、学習机の売り上げが落ちているなんて言う話も!
学習机のメーカーは「リビング学習向けのデスク」の販売をするなど、リビング学習を新しいビジネスチャンスだとしています。
また、住宅メーカーでも「リビング学習スペースのある家」を提案するなど、子どものいるおうちとは切っても切れない関係、それがリビング学習なんです。
リビング学習のメリットは?
有名校に進学…とか聞くとがぜん、子供にやらせたくなりますよね(笑)
イイことずくめっぽいリビング学習ですが、一応リビング学習のメリットを見ていきましょう。
リビング学習のメリットは
・成績が上がる
・親子のコミュニケーションが増える
・親子の信頼関係が強くなる
・子どもが孤独にならない
・光熱費が浮く
・子供部屋の誘惑がリビングにはない
・子どもの集中力が増す
等があります。
光熱費が浮くというのはなんだかリビング学習の効果ではない気もしますが(笑)
子供が自室で勉強をするとどうしても電気を使いますよね。
お部屋の電気はもちろん、デスクライトにエアコンも。
そうなると電気代がかかります。
しかし、リビング学習の場合はエアコンとお部屋の電気はもう点けてあるので不要ですね。
手元を照らすことができるライトがあれば十分です。
お部屋の電気の真下ならばデスクライトすら必要ないですよね。
ということで光熱費が浮く…というか、無駄な光熱費がかからないで済むんです。
また、子どもの集中力が増すというのはリビングならでは。
リビングには家族がいてそれぞれにくつろいだり、仕事をしていたりしますよね。
当然目の端にちらちらと映るでしょうし雑音もあります。
それでも、リビング学習を継続している人たちは集中することができます。
毎日の繰り返しの中で「自分で集中するスキル」を高めることが出来るのです。
雑音の中でも集中できるということは電車の中やカフェでも集中して勉強することができます。
更に、試験会場などでも自分の世界に入ってしっかりと集中することができるようになります。
リビング学習ではその辺も鍛えることが出来るんですね。
リビング学習のデメリットは?
では、リビング学習にはデメリットはないのでしょうか?
イイことばっかりなのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
リビング学習にもデメリットがあります。
紹介していきましょう。
リビング学習のデメリットは
・リビングが散らかる
・ほかの人がリビングでくつろげない
・集中できなくなる子もいる
・消しゴムのカス問題
・親が過干渉になってしまう
等がありました。
子供がリビングで学習するので、どうしても散らかるのはしょうがないですよね。
低学年のうちはプリントなどの管理は親が一緒にしてあげる等の工夫が必要かもしれません。
また、結構多いらしいのがこの「消しゴムのカス問題」!
子供って消しゴムのカスを、テーブルから手で払い落しますよね。
そうなると「足の裏に消しゴムのカスがついたんですけど!」ということになります(笑)
きちんと掃除をして、リビングを片付けるということまでリビング学習の範囲に含めたいですよね。
そして一番のデメリットが親の過干渉だと言われています。
小学校の低学年のうちは干渉でも大丈夫。
しかし高学年になってくると反抗期に入ってくる子もいます。
親の目やかかわりをうっとおしく感じる子も出てきますよね。
そうなると過干渉が嫌で勉強自体をしなくなるというケースもあります。
リビング学習のメリットデメリットまとめ
いかがでしたでしょうか?
リビング学習のデメリットは致命的なデメリットというわけではなく、対処できるようなデメリットです。
メリットと比較しながら検討してみてくださいね☆
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